道楽記

久し振りのB747

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2019.08.25 撮影


出張の前日入りを指示され、休日の早朝から会社に振り回される。しかも経費の兼ね合いから始発便に乗る羽目に。暇を持て余して折角の休日を棒に振る位なら・・・と一眼持参で東京へ赴いた。

狙うは唯一、日本にB747-8の旅客型で乗り入れているルフトハンザのフランクフルト便だ。滑走路の運用は34L/Rが着陸。国際線は34Lで降りる公算が高いので第一ターミナルの展望デッキから撮るのが一番だろう。flight radarで現在地を追っているとやはり34Lのアプローチコースで降りてきている。

ターミナルビルの陰から、久し振りに見る4発エンジンが特徴的な機体が現れた。ファインダーの中にフレームインすれば、直ぐにタッチダウン。メインギアから豪快に白煙を上げる。これこぞ国際線の花形、ジャンボの着陸だ。見れば見る程、惚れ惚れする美しい機体である。貨物機以外で見ることが少なくなってきているB747であるが、昨今流行の双発機には無い華がこの機種にはある。理不尽な会社の指示もこの一瞬で、“まぁ良いか”と思った次第である。