道楽記

1152レ

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2011.12.16 撮影


1151レ/1152レ、通称“大牟田貨物”。大牟田と黒崎、延岡を走る貨物列車である。特筆すべきは、その積み荷だ。硝酸や濃硫酸を運ぶ。その為、特殊なタンクコンテナを積載している。銀色のタンクコンテナが硝酸を黄色のタンクコンテナが濃硫酸をそれぞれ積み、コキ車も海上コンテナ積載用のコキ200が運用に就く。

撮影した2011年頃は成田線でのコキ200の脱線事故の影響を受け、変則的な組成で走っていた。コキ104やコキ106とコキ200の混成編成で、積車と空車時の積載位置が違っていた様に記憶する。やけに長い組成に空コキが多い、“大牟田貨物”らしくない編成だった。


 

編成最後部に海上コンテナが数個見えるが、今では“大牟田貨物”に積載されなくなったらしい。そして、先頭に立っている銀釜こと、EF81 304は数年前に廃車となった様だ。相棒だった303号機は未だ現役らしいが、今後の動向が気になるところだ。