道楽記

ED76が牽く大牟田貨物

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2011.10.27 撮影


門司機関区36仕業だったと記憶するが、EF81が所定で1151レ/1152レを牽引していた。しかし、門司機関区のEF81を富山機関区へ貸し出した為、両数が足りず暫くED76が代走していた時期があった。当時の大牟田貨物と言えば、EF81とコキ200形にタンクコンテナと海上コンテナのイメージがあったが、この頃は変則的な編成で運用されていた。コンテナの返空時にコキ200形の積載が禁止された為である。変則編成にED76の牽引とかなり違和感のある出で立ちである。

この日は、ED76 1008が先頭に立っていた。この釜は1000番台の中でも初期のモデルだ。当時1010号機とこの1008号機が更新工事も施工されず、原色のまま活躍していた。機関士側と助士側の2ヶ所に設置された通風器、内バメ式のテールライトが特徴の渋い釜だった。

そんな釜も数年前に現役を退いたそうだ。1008号機は踏切事故の当該となりそのまま引退、1010号機も2012年に保留車となって引退した様である。