道楽記

N598FE

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2013.05.18 撮影


3発機は兎に角、格好いい。今でも日本で見られるのはUPSフェデックスのMD11であろうか。JALから2005年にDC10-40が引退してからは日系キャリアから3発機は姿を消した。双発機の航続距離が延びる前は、B747では座席数が供給過剰になる路線の主役だった。特にMD11はDC10より航続距離も延び、グラスコクピットに2名乗務可能とした”名機”となる筈だった。しかし、その操縦特性に起因する事故率の高さやB777ER/LRの登場によって経済性の悪さが浮き彫りとなり、早々に表舞台から姿を消した。それでも、貨物機としのポテンシャルは高かった様で、各社を引退した旅客型は貨物型へ改造の上、再就役していった。

しかし、昨今ではB777Fにその活躍の場を奪われつつある。3発機が世界の空から姿を消すのも、そう遠くない未来かも知れない。