道楽記

シーサイドライナー 夕日を浴びて

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2021.04.10 撮影


今春のダイヤ改正も辛うじて生きながらえたキハ66・67。しかしながら、YC1系の増備も着実に進みつつあり、間もなく置き換えに必要十分な編成が出揃う様だ。そうなるとキハ66・67の見納めも近いだろうと、快晴予報の週末は大村線の沿線に赴いた。

初めて赴いた大村線であったが、風光明媚なロケーションに心が洗われた。思わず時間を忘れ、朝から日没まで夢中で列車を追いかけた。この日の締め括りは長崎17:24発の佐世保行き、3242D。千綿駅付近にカメラを構え通過を待つ。日の入りが18:40頃、千綿駅を18:20頃に通過するのだが、徐々に水平線へ近づく夕日に露出が落ちる。早く来い!!

岬の先からヘッドライトが2灯見えた。老兵キハ66・67が車体を茜色に染めて海岸線を駆け抜ける。日々の諸々が些細な事に思える一瞬である。


 

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ダメ押しでもう一枚。アウトカーブから編成メインで。俗に言う“エロ光線”これも乙なもので。